東京回遊録

2006-09

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旧東京商船大学一号館


東京商船大学

竣工:1932年(昭和7年)

東京商船大学は2003年に東京水産大学と統合し東京海洋大学として
生まれ変わってますが、
その前身は1875年(明治8年)設立の
私立三菱商船学校ということで
かなり古い歴史を持つ大学です。
日本は今でこそ世界有数の海運業国家ですが
開国したばかりの頃は当然ながら全然だめだったんですね。
でも貿易立国としてやっていくには
外航海運の急速な発展が必要であっただろう事は
容易に想像はつくのですが、この商船学校というのが
私立であるというのが面白いです。
同じに近代国家建設に必要だった建築においては
学校はだいたい国立であったのに。
名前に三菱とあるからには海運業の必要性は
商売人が真っ先に考えたのかもしれませんね。


東京商船大学





東京商船大学

中から玄関を見るとちょっと中華料理屋風。



東京商船大学






東京商船大学

余談ですが万年筆で有名なパイロット株式会社の創業者は
この学校出身だそうです。
「パイロット」の名前の由来は
大船の先頭に立って進む「水先案内人」で、
社章の浮輪はどんな荒波にも不沈であれという
「難関突破」の精神と、
友情の固い絆を示しているということです。
海と万年筆とどう繋がりがあるのか不思議ですが、
「七洋を家とし、海外に飛躍せよ」という学校の教えが当時
(明治の終わり頃)舶来品オンリーだった万年筆を
国産で作るという挑戦に繋がっていったとのこと。
当然のことですが本田宗一郎や松下幸之助以外にも
スケールの大小はあれ日本にはこういう人が沢山いるから
これほど発展できたんだなと改めて思った次第です。




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明治丸

江東区越中島2-1-6
東京海洋大学内

P19103473.jpg

最初の目的は古い校舎を見るために入った
東京海洋大学でしたがキャンパスに入ってしばらくすると
思いもかけないものに出会いました。
もともと商船大学だったところなので
船があってもおかしくはないんでしょうが
やっぱりこんな所で船を見るなんて驚きでした。




P29103479.jpg

緑の海に浮かぶ船って感じですね。
それも高層ビルをバックにして。
明治丸というくらいですから
明治時代に建造(明治6年)されたかなり歴史のある船が
高層ビルとともにここにあるというのも見ごたえがあります。
明治丸は英国で灯台監視船として建造された帆船で、
現存する日本最古の鉄船だそうで
国の重要文化財にもなっています。
内部の見学もできるようですが
火曜と木曜だけなのでこの日は無理でした。



P39103484.jpg



聖イグナチオ教会


イグナチオ教会






イグナチオ教会

去年のクリスマスに来た時(→こちら)はかなり幻想的だったんですが
昼間は太陽の光が天井の花びらの形のガラス屋根から燦燦と入ってきて
かなり明るくて開放的な空間になってました。
部外者でも気軽に入れる感じでした。




イグナチオ教会

ステンドグラスも宗教画ではなく、
炎のような模様で現代アートっぽいです。




イグナチオ教会

イグナチオとはカトリックの男子修道会イエズス会(1534年創立)の創始者の名前で
今年がイグナチオ没後450年、フランシスコザビエル生誕500年、
イグナチオ麹町教会の70周年にあたるそうです。


竣工:1999年
設計:坂倉建築研究所



芭蕉稲荷神社

江東区常盤1-3

P19103605.jpg

言わずと知れた松尾芭蕉を祀った神社です。
29歳で江戸に来た芭蕉はしばらくは江戸市中に住んでいたけれども、
37歳の時にここ深川に移り住んだということです。
「奥の細道」の旅に出たのもここからだとか。



P29103602.jpg

芭蕉没後、武家屋敷になり保存されてたようですが、
幕末から明治の争乱期に消失し、長い間そのままになっていたところ
大正6年にこのあたりを大津波が襲い、その潮が引いた後に
「芭蕉遺愛の石の蛙」が出土し、ここに神社を建てたということです。
なぜ蛙が出てきた所が芭蕉庵だとわかったかというと
芭蕉のうちには蛙の置物が沢山あったそうです。
「古池や蛙飛びこむ水の音」の句を発表してから
沢山の蛙の置物が送られてきたからなんだそうです。
なんだか現在の芸能人や著名人対するプレゼントと似てますね。



P39103590.jpg

その蛙はこの芭蕉記念館に展示してあります。




P49103594.jpg

記念館の裏は隅田川になってます。
川から吹いてくる風が気持ちよかったです。



深川江戸資料館

江東区白河1-3-28

深川江戸資料館

深川江戸資料館は清澄庭園の前の通りをはさんで向かい側にあります。
数年前までは仕事で年に一度は訪れていたんですが
せっかく近くまで来たので久しぶりに寄ってみました。
ここの目玉は室内に江戸時代の深川の町を再現している所です。
室内にあるためどうしても映画かテレビのセットのように
見えてしまいますが、そこもまた情緒があって結構面白いんです。
照明によって数分毎に朝昼晩と様子が変わり、
猫の鳴き声や行商の声なども聞こえてきて、
しばらくするとその雰囲気にどっぷりつかってしまいます。



深川江戸資料館





深川江戸資料館







深川江戸資料館







深川江戸資料館

季節ごとに展示の見せ方も変えてあるらしく
今はちょうど月見を楽しむ江戸庶民の生活を味わってもらおうという感じでした。





清澄庭園

江東区清澄3-3-9


清澄庭園

夏がしぶとく残っているようで
今日の東京はかなり暑かったです。
天気がいいからと前から行こうと思っていた清澄庭園に
行ったはいいんですが、あまりの暑さに頭くらくら、
さらに直射日光に当たると肌が痛いくらいの日差し。
こんな日はのんびり公園散策なんてするもんじゃないですね。
写真撮るのにも強すぎる光はあんまりよくないですし。



清澄庭園

秋になって過ごしやすい涼しさの日だったら
絶好の憩いの場所だと思います。



清澄庭園

公園の造りはいわゆる大名庭園に見られる
「回遊式築山山水庭園」だと思いますが、
明治期に三菱財閥の岩崎弥太郎が買い付けて、
全国から名石といわれる岩を集め、
園内のそこかしこに配置してあるので少々趣が変わっています。
磯渡りと呼ばれるこの石などかなり大きかったです。
ただ、いたる所に石が埋まってるので気をつけないと
石に躓いて転びそうになります。
実際、カメラ片手に何度も転びそうになりましたから。



清澄庭園






清澄庭園




聖徳記念絵画館


P29063405.jpg
竣工 : 1926年(大正15年)
設計 : 小林正紹、佐野利器、小林政一

生まれましたね。あまり関心がないので男の子でも女の子でもどちらでもいいのですが、
まあ、おめでたい話なので皇室がらみの場所を一つ。
前にも紹介してます聖徳絵画館。(昼間
明治天皇とその皇后の御遺徳を長く記念するために建てられたもので、
幕末から明治にかけての絵画が展示してあります。
ここは夜遅くまでライトアップされていて
ゆっくり見ることができるのでありがたいですね。



P9.jpg




五輪カラー ライトアップ都庁


P19013328.jpg

8月30日、2016年のオリンピック開催候補地として東京都が選ばれましたが
それを記念して東京都庁が五輪カラーでライトアップされてます。
ほとんどの人があまり関心なかったと思われるこの決定ですが
ライトアップされても話題性はないらしく
相変わらず周りには人がいません。
それは以前ピンクにライトアップ(ピンク都庁)された時と同じでちょっと淋しい。
さすがにこちらの方が色が多少鮮やかなので不気味さは軽減されてますが...。



P29013351.jpg

ライトアップは日没後約4時間、9月13日までの実施となってます。


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